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池邉 遊 ・毛糸絵画展 with 和美『いのち』

 

 

難病と障がいを有する息子の遊。20歳を迎えた彼が、この10年間で制作した10点の作品を展示予定です。

母を通じて、メキシコ中・北部のウィチョール族に伝わる「ネアリカ」(毛糸絵画)に出会い、小5より、年1点のペースで制作を続けてきました。

 

8月下旬に長期の検査入院を控え、不本意ながら本人不在の展覧会となります。昨年から、とても楽しみにしていたので、多くの方にご覧いただけることが彼の歓びです。

暑い最中ですが、共にいのちと向き合う一時を過ごしにいらしてください。どうぞ、よろしくお願いいたします。(池邉和美)

 


■展示期間:2017年8月4日(金)〜9日(水)

      11:30〜18:00、月曜定休
*期間中、和美が毎日在廊します。

協力:JINTA・con*tio

 

「ナガサキ」制作の様子。作り始め。

 

2011年、3.11直後に難病の療養中だった沖縄から、その半年前から母にお願いしていた長崎と広島の原爆資料館を訪れる旅を叶え、東京に戻ったのち原爆の絵を描くことに熱中。

小さなドローイングを拡大コピーすることを母に頼み、2013年に「ヒロシマ」、2014年に「ナガサキ」の毛糸絵画を制作。

 

 

三鷹市拠点のウタノホシの新感覚コンサートミュージカル「動物会議」(原作エーリッヒ・ケストナー)でエッヘンゴッホ役を演じることが大好き。遊と遊が描いたキャラクターのエッヘンゴッホ氏。

 

 

《遊プロフィール》

1997.3.5生。東京三鷹で育つ。府中けやきの森学園高等部卒。今春より、札幌市の施設に長期の“短期入所“中。本展ではメキシコの毛糸絵画ネアリカ技法の作品をご紹介。

 

《毛糸絵画ネアリカ》

メキシコ中・北部の険しい山岳地帯で生活しているウイチョール族が、砂漠への巡礼の旅の最中や儀式でペヨーテ(幻覚作用のあるサボテン)を摂取し、そこで見るビジョンや必要不可欠な存在(太陽、月、大地、動植物など)、そして彼らの持つ叡智、世界観、、宇宙観を板に毛糸を切って蜜蝋で貼り表現するアートのひとつ。

ネアリカとは、「生と死を繋ぐトンネル」「他者と自己を結ぶもの」という意味で、精神世界と物質世界の扉。

 

《ネアリカとの出会い》

母の25年来の心友マルチアーティストのAKIRA氏が、メキシコでネアリカと出会い、日本全国でライブ活動と共にワークショップで広めていることが、きっかけで、遊は小5の時から、ほぼ年一点のペースで制作。

AKIRA氏のネアリカ

http://www.akiramania.com/diary/img_diary/nea_contents.html

杉山明著「神の肉テオナナカトル」(めるくまーる)

https://www.amazon.co.jp/神の肉-テオナナカトル-杉山-明/dp/4839701199

 

 

2016年7月9日、国立市矢川の滝乃川学園で開催された映画「1/4の奇跡〜本当のことだから」上映会と山元加津子さん講演会に、遊の作品がコラボした一コマ。